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令和6年度「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価」教育現場の視察

10月28日(月)は、県教の #教育現場の視察 に行って参りました。
こちらは昨年に引き続き2年目ですので委員の方とも知り合いも増え、アットホームな感じがします。
ただ移動込みで1日かかりますので、久しぶりの休みは真面目に頑張ってきました!

#つくば市立谷田部南小学校「イエナプランの理念を取り入れた教育活動の実践研修」

つくば市は人口増加率、日本一。 学校も増築、新設校と2千人のマンモス学校のイメージが強い。
しかし、こちらの旧谷田部町は逆に小規模学校も多い。
こちらの学校も全校児童50名の小規模学校。
今回は複式による探究的な授業を視察してきました。

40個の紙コップをいかに高く積むか!
社会人の研修でも使われる問題。 五人程度のグループでどのような形に積むと高く詰めるか。
「こう摘んでみようよ〜」「この部分を一緒にすると崩れにくいよ〜」と様々な声が聞こえてくる。
この自分の考えを伝えること。 そしてみんなをまとめること。
そこが大事なところです。

今回、私の心に刺さったのはこちら、ブレインストーミング!
学校生活に自分達がやりたいことを出し合い、今できることは黄色に色分けってマトリックス!
そして、すぐに実行。
まさに小学生のうちから、社会人が研修で学ぶことを実践。
今からこんな学びをしたら、どんな大人なるのだろう。
教科書だけではなく、人づくりがとても輝いていました。

#茨城県立IT未来高等学校「豊かな人間性と企業家精神を兼ね備えた、次世代を担うIT人材を育成する」
笠間市にある旧友部高校に昨年開校したのが、IT未来高校。
昨年、同じ視察で訪れた、つくばサイエンス高校(つくば市)と同じ時期にできました。
少子化や通信学校におされ、県内の公立高校は1倍を下回る現在に、より特化した高校を目指し開校した両校。
令和6年度も両校は定員に達成できない状況ですが、実際に自分の目で見て確認する機会ができ興味津々です!

この高校は、校名で分かるとおり情報システムや情報デザインに特化しています。
様々なプログラムを作り、全国の大会にエントリーしている。
まず気になったのは「定時制」であるということ。
定時制と言ってもいわゆる夜学とは違います、3or4年で卒業することを選択できる。
そして、社会人でいうとフレックスを導入し最初の授業1コマを、1時間目から受けか2時間目から受けるかを選ぶことができます。
結果、学校は県内のほぼ中心にある笠間市であるため、常磐線・水戸線をベースにでき、北は大子町から県央、県南、県西。
そして通学に往復5時間を掛けて鹿島・波崎市からも生徒を集めている。

今回の作品は文化祭に使ったものを中心に見せていただきました。
ポイントはデザインを取り入れている点だと思います。
描かれた様々なキャラクターは2Dから3Dと多種多様でデザインに力を入れたカリキュラムを目的に入学した生徒も。

制作に欠かせないのはもちろんシステムですが。
win、macがあり、AIや動画などの制作に欠かせないレンダリングにもしっかり対応できるシステム構成を整備している。
視察時に振替の休校であったが、部活動の一環で投稿する生徒もいて、学校で学びたい事がコミットしていることが伺えた。

こちらの売店もさすが未来!
カスミとタイアップして無人のQRコード決済、棚卸しで今まで合わなかったことはなかったとの事。
導入にあたっては、PTAが契約に尽力したとのことで校長先生も自慢げでした!

最後は職員室にご案内頂きました。
床は40年モノの木製床を研磨して再利用、輝かしい光を放ってました。
ディスクには本立てもおかずデジタル化、写真の手前の台は立って打ち合わせができるスペースを作り、行事もデジタル表示。
ご案内頂いた副校長は民間採用で4月に赴任、モノで人の顔が隠れない職員室作りは最初に始めた事ですと、まさにIT会社のオフィスのようにアイデアで低予算で進めた。

無事に視察を終え、2年間ご一緒していただいた #杉山ちひろ さんとツーショット!
心理学講師で心理サウンセラー、茨城のマザーテレサのちひろさん。
褒め上手で、かつ鋭い視点、現在は教職員のカウンセリングなどもこなしており私もパワーいただきました。
ありがとう、ちひろさん〜☆
最後にはプレゼントまで頂きました。

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