久しぶりに、サングリア風ピラフを食べました。
訪れたのは、南欧風レストラン「サングリア」。亡くなった父の親友がマスターをしていた、子どもの頃から縁のあるお店です。

ひと口食べると、マスターの姿や、家族で通った頃のことが思い出されました。やっぱり、美味しかったです。
お店ができたのは、私が小学生の頃だったと記憶しています。日曜日には、家族でよく食べに行きました。子どもの頃、初めてのステーキやコース料理を食べたのは、私にとってはこのお店でした。
記念日やお祝いには、2階に親戚一同が集まり、みんなでコース料理をいただく。その最後に出てきたのが、このピラフです。今回は、久しぶりに単品で注文しました。
マスターは、行くたびに「マー君」と声をかけてくれました。元気か、何をして遊んでいるんだと、いつも話しかけてくれたことを覚えています。
そして、父とマスターが並んでビールを飲んでいた、小さなカウンター。
椅子は、確か三つぐらいだったでしょうか。私の記憶では、いつもそこに二人が座っています。飲み物を用意しながら、二人の話を聞いている従業員の方の姿も浮かびます。
二人が切ったカマンベールチーズを食べているのを見て、「あれは、どんな味がするんだろう」と思っていたことまで、思い出しました。
父もマスターも、今はもういません。
でも、子どもの頃から私を知るその従業員の方は、今も変わらず、頑張っているかと気にかけてくれます。
今回も、新しい道へ進もうとしていることを、噂で聞いたと声をかけてもらいました。
そのきっかけとして、父が亡くなったことが大きかったとお話ししました。
小学校の卒業アルバムを見返したとき、将来の夢に書いてあったのは「公務員」。公務員だった父の背中を見て、そう思ったんだろうな、と。
日立市に生まれ、日立市で育った私が、残りの人生をかけて、この町にできることをしていきたい。そんな思いを聞いてもらいました。
頑張れよと、背中を押してもらったように感じました。
ママさんにも、今の歩みをお伝えしました。
ママさんの娘さんお二人と、私と弟は、子どもの頃からの幼なじみです。つくば万博の頃には、4人で、週末になると毎週のようにつくばへ行っていた記憶があります。
そして今回、ママさんとの話の中で、私たちが生まれた頃の話になりました。
私の誕生日は12月12日。父は、その一日前の12月11日です。父と私が一日違いというだけでも、以前から不思議な縁を感じていました。
そこに、幼なじみの誕生を待っていた頃の話が重なって、父とマスターは、あの頃どんなことを話していたんだろうと思いました。
子どもたちが生まれるのを待ちながら、あの小さなカウンターで、誕生日の話もしていたのでしょうか。
本当のところは分かりません。
でも、二人の姿を思い浮かべると、いろいろな想像が広がります。ちょっと心が楽しくなるというか、自然と笑顔になるような感じでした。
久しぶりのピラフから、懐かしい顔や、家族で過ごした時間が次々に浮かんだ一日でした。
ママさん、そして今も声をかけてくださる従業員の方。話を聞いてくださって、ありがとうございました。
また、食べに行きます。












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